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【記事】Amazon Echoは確かに素晴らしい、だが一体何をどこまで聞いているのか?

投稿日:

Ai20170119 01

元記事はこちら。

話しかけると人間と間違うほど流ちょうに応答してくれる

クラウドベースの人工知能「Alexa」を使うスピーカー型音声コントロール端末

「Amazon Echo」は、音楽をかけたり、ピザを注文したり、タクシーを呼んだり、

Amazonで商品をポチったりと、日常生活のありとあらゆることに対応し始めています。

実際にEchoを使ってみたユーザーはEchoの利便性を理解すると同時に、

Echoが聞いた音声データがどうなっているのかについて、

そこはかとない疑問を感じているようです。

The Guardianのジョン・ノートン氏は、便利だと噂に聞いていたEchoをゲットして使ってみました。

ノートン氏は自分が必要と感じ、自分のお金で購入した商品以外はレビューしないと

いうポリシーを持っており、Echoも自分にとって重要な製品だと感じたことから購入したとのこと。

なお、Echoシリーズにはスタンダードモデルの「Amazon Echo」、

Blutooth対応で小型化した「Amazon Tap」、モバイルサイズの「Echo Dot」

の3種類がありますが、価格が最も安いEcho Dotを購入したそうです。

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Echoでは「Alexa(アレクサ)」というフレーズがコマンドとなって、

認識した音声はAmazonのクラウドに送信されて、

回答がフィードバックされるという仕組みです。

そのため、Echoを使うために、ことあるごとに「Alexa」と呼びかけることになるのですが、

ノートン氏はEchoに話しかける行為は最初、不思議な感じがしたと述べています。

ノートン氏によると、Echoを初めて使うユーザーにとって最も感銘を受ける部分は応答速度の速さだとのこと。

なお、問いかけから回答までの1秒という極めて短い時間は、

Amazonのジェフ・ベゾスCEOがEchoの開発チームに課した過酷な命題だったことは、

以下の記事で確認できます。



Amazonのハードウェア史上最大のヒット商品になったスピーカー型音声アシスタント「Amazon Echo」誕生秘話

Ai20170119 03

もちろん、質問したことにAlexaがうまく答えられない場面もよくあるそうですが、

Amazonは機械学習を取り入れているため、Echoのユーザーが増えて入力が増えれば増えるほど、

Alexaの回答の精度は高まることが期待できます。

ノートン氏がEchoが重要な製品だと感じる点は2つ。

1つは、Echoは「家庭」をターゲットに見定めて、

タッチ操作よりも使い勝手のよい「音声コントロール」に取り組んでいること。

2つめは、EchoがIoT製品と極めて高い親和性を持つことから、

急速に発展するIoTのエコシステムを取り込めるところ。

現時点では多くのIoT端末がスマートフォンとの連携を余儀なくされていますが、

家庭内でのIoT端末の利用ではスマートフォンは使いづらく、

Echoのような製品の方がふさわしいとのこと。

なお、AmazonがAlexaを使って家庭内のあらゆる製品をコントロールする

ハブとしての"オペレーティングシステム"という地位を着々と構築している様子は、

以下の記事で解説されています。

Amazonの音声認識「Alexa」は世界のIoTを席巻し「スマートフォンの次」のプラットフォームの覇者となりつつある

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Echoを使ってみて音声コントロールが快適でまったく不満のないことを確認し、

想像通り便利で素晴らしい製品だと感じたノートン氏でしたが、

それと同時に「Alexaが聞き取った内容は、一体どこにいっているのだろう?」

という疑問が思い浮かんだとのこと。

家庭内の中心にいて、あらゆることを聞いているEchoには、

ユーザーの「プライバシー問題」が潜んでいることは明らかです。

この点についてAmazonは「Echoはいつも聞いていますが録音はしていません。

『Alexa』というトリガーワードを確認したあとで初めて音声データをクラウドに送信します」

という回答に終始しておりプライバシー問題をうまくかわそうとしているとノートン氏は感じているそうです。

しかし、Amazonの言葉を疑っているアメリカのユーザーは確実におり、

アラスカで起こった殺人事件の公判では事件の真相究明のため

Echoが記録した音声データの提出が求められているそうです。

いずれにせよ、Echoを使うことでノートン氏は、

「Technology is neither good nor bad; nor is it neutral

(テクノロジーは善でなければ悪でもない。そして、中立でもない)」という

クランツバーグの第1法則を、改めてかみしめているそうです。

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