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【記事】Amazon EchoやGoogle Homeなどのホームアシスタントに自律走行機能と愛嬌をプラスしたロボット「Kuri」

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元記事はこちら。

Amazonの「Amazon Echo」やGoogleの「Google Home」のようなホームロボットに、

自由に動ける足と個性豊かで愛らしい性格を追加したようなホームロボットが「Kuri」です。

Amazonの「Amazon Echo」やGoogleの「Google Home」は音声認識機能搭載のホームアシスタントで、

話しかけるだけで音楽を再生したり質問に答えたりしてくれますが、

スタートアップのMayfield Roboticsが発表した「Kuri」はこれらとは異なる特徴を持っています。

その特徴というのは、設計過程で「ロボットの人格」を重要視して作られたことによる、

大きな目と立ち振る舞いでの人格表現だそうです。

なお、Kuriの動作をデザインしたのは長きにわたってピクサーでアニメーターとして活躍した人物で、

開発元のMayfield RoboticsはKuriのペットのような愛くるしさにかなりの自信を持っているようです。

Kuriの本体

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目のパーツを動かして表情を表現することもできるホームロボットです。

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背面はこんな感じ。

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家の中に置くとこれくらいのサイズ感。

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音声認識機能搭載で、他にもIFTTTを用いたIoTの遠隔操作も可能。

さらに、Kuriはバッテリーが切れそうになると自動で充電ステーションに帰っていくことができます。

充電ステーションとKuri

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そんなKuriを利用するとどんな感じになるのかは以下のムービーを見るとわかります。

Life with Kuri: End of Day - YouTube

Kuriは本体底面についたホイールで家中を動き回ることが可能で、

使用者の相棒となって音楽を再生するなど、

さまざまなアクションを起こせるようになっています。

なお、Kuriが発売されて間もない時期にはまだストリーミングサービスの

SpotifyやApple Musicなどと連携することは難しいだろう、

と海外メディアのThe Vergeは指摘しますが、

Kuriはスピーカー搭載なのでワイヤレススピーカーのように使うことは可能です。

Kuriは使用者の家の中を正確に認識するために、

レーザーを使って家の中をマッピングします。

また、目の部分には1080pのカメラが搭載されており、

家の中の物体を認識しながら障害物を避けるように動き回ることが可能。

以下のムービーはKuriの利用シーンをイメージしたもので、

Kuriが自然に障害物を避けて移動する様子が見られます。

Life with Kuri: Let's Play - YouTube

また、使用者が触れるとKuriはまるで生きているかのように反応します。

実際にKuriのデモンストレーションを見たThe Vergeの記者は、

「僕が触れるとKuriはこちらを見上げてきて、

その様子は否応なしに可愛かった」と感想を述べています。

他にも「ヘイ、Kuri」と呼ぶとKuriが起動したり、

顔認識ソフトウェアを搭載しているので登録した人物の顔を認識できたり、

その顔認証機能を使って家の中に不審者がいないかパトロールさせたり、

ラジコンのようにスマーフォンアプリからKuriを動かすことも可能。

ただし、デモンストレーションの段階ではうまく動作しない機能もあったそうです。

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そんなKuriの最も面白いところは、

普通のロボットが持っている液晶画面を持っていないというところだそうです。

これについてMayfield Roboticsのクリス・マシューさんは、

「故意に画面をなくしたわけではありません」と話しています。

もしも目が液晶画面のみで表現されている場合、

バッテリーが切れたり動作を停止したりした際に目が真っ黒になり、

いかにもロボットらしく停止してしまい、

せっかくのKuriのキャラクター性が失われてしまいます。

よって、Kuriの個性を活かすようにスクリーンを使用しない設計にしたそうです。

マシューさんは、「ホームロボットはiPadやその他のガジェットよりも

ペットや友だちのような親密さを感じられるようにするべきです」と、

設計の意図について語っています。

なお、Kuriのリリースは2017年度末頃となる予定で、価格は699ドル(約8万2000円)。

以下の公式サイト上からプレオーダーがスタートしています。

Kuri, The Home Robot That Just Might Change Your Life

https://www.heykuri.com/

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