FRONTEOとFRONTEOコミュニケーションズは11月2日、
Kibiro公式サイトと三越伊勢丹で人工知能「KIBIT(キビット)」を
搭載したロボット「Kibiro(キビロ)」の一般消費者向け予約販売の受付を開始した。
受付期間は11月2日から12月31日まで。
価格は、16万2000円とサービス料5400円/月。
Kibiroは、クラウドネットワークにより人工知能KIBITに接続されている。
KIBITは、テキストから文章の意味を読み取り、人の暗黙知や感覚を学ぶ。
一般消費者向けKibiroは、書籍と健康情報をユーザーにすすめることができる。
人工知能KIBITがテキストに込められた文脈や意味を読み取りレコメンドする。
書籍レコメンドの場合、ユーザーは好みの本や興味のある本をピックアップし
Kibiroに教えると、Kibiroはその本のレビューデータを元に、
膨大な書籍レビューデータとマッチングし、
ユーザーの好みに合った本を提案する。
ユーザーがすすめられた本の評価をフィードバックすると、
Kibiroはその情報を学習し、次回のレコメンドの精度が高まる。
機体は、ヴイストンが設計、製造するロボットプラットフォームSotaを活用。
シンプルな機構ながら、胴体、首、腕で8つのパーツによる
自由度ある豊かな表現が可能だ。
マイクとスピーカーからの発声で簡単な会話でき、
コミュニケーションロボットとしての基本機能も備えている。
ロボットとしては珍しく、洋服を着用できる。
コミュニケーションは、会話やスマートフォン/タブレット用の
専用アプリケーションを介して行なう。
アプリ上のチャットからテキストを送ることで、
音声認識では伝えづらい言葉もKibiroがスムーズに理解できるという。