【記事】ミドル層にとって人工知能は敵にあらず、は本当か【瓦の目】

ミドル層の7割弱が人工知能の発展をポジティブ解釈

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元記事はこちら。

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン(株)(本社:東京都新宿区)が運営するミドル世代向けの転職支援サイト『ミドルの転職』が35歳以上のユーザーを対象に「今後の仕事への不安(AIに代替される仕事)」についてアンケートを実施(n=402名)。

その結果、68%のミドルが人工知能の発展により、今ある仕事がなくなることをポジティブに捉えていることが分かった。

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人工知能の拡大は、既存の仕事を奪う悪いもの。

そんな風潮が強いだけに意外といえる結果だ。

理由については、『新たな職や産業が生まれるから』、『AIに任せる仕事と人間がすべき仕事が明確に線引される』などが挙がっている。

これが20代対象の調査ならうなずけるが、35歳以上というのだから、ミドル人材もなかなか頼もしいではないか。

「悪いと思う」という回答でも「失業者が増え、経済の悪化につながる」といった声が多かったもの、「企業毎にどの程度AIの能力に依存するかによるが、

自ら考え実践~失敗~改良し再実践する様なトライアンドエラーから得られる企業ノウハウに関わる副産物が無くなり、無難なモノ作り、無難でマニュアル化した経営に変わる気がする」(44歳/男性)、

「AIはルーティーンな作業は可能でも、突発的な対応等は困難と考える為」(45歳/男性)といった、

職を奪う敵としての見方ではなく、社会機能の低下を懸念する声が挙がるなど、決して後ろ向きでないものが挙がっていた。

ミドル層が人工知能に前向きな理由

なぜミドル層はこれほど、前向きで余裕があるのか。

その一端が垣間見えるのが、人工知能(AI)に代替されないと思う職種についての回答だ。

トップ3は「営業・マーケティング系」(47%)、「経営・経営企画・事業企画系」(45%)、「クリエイティブ系」(42%)。

つまり、ミドル層にとっては、すでに一定のポジションを確立しており、人工知能には負けないという自負があるのだ。

善意に解釈すれば、新たに生まれる産業は若者に任せるぜ、ということかもしれない。

あるいは、新しい産業にも俺たちはすぐに順応できるぜ、という自信なのか…。

いずれにせよ、人工知能が職を奪うという発想は、あまりにも陳腐だ。

新しい技術に対し、順応性を示す人材が多い世の中でなければ、人類は発展しない。

社会も豊かにならない。この結果だけでいうなら、日本の未来はまだまだ捨てたものではないといえるのかもしれない。

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